マワシヨミジャンプの野望
小さい頃からジャンプを読んできた。
今さすがに毎週買ったりはしてないけど、 ジャンプ+は毎日読み、話題になった新刊は5巻ぐらいになったらまとめて読む体制で一応ほぼ全ての話題作は読んでるはずな、ゆるジャンパーだ。
そんなジャンプからジャンプの 単行本を拾って読めるなぞアプリが出た。
どうもジャンプ編集部は50周年記念のジャンプパーティーでもそうだったのだが昔の古き良きジャンプ回し読み文化を復活させたいらしい。
回し読み文化って言うかたまたま人から押し付けられて読んでみたら面白いみたいなチャンスを増やしたいんだと思う。
で、このマワシヨミジャンプっていうのはよくできたアプリのようなそうじゃないようなアプリだった。
都会に住んでる上に移動も多い自分のようなタイプだといろんな漫画をマップ上で見つけることができるし2秒ごとぐらいに回し読みが成立してるバナーが来る ので宣伝効果は高いかもしれない。
あと 裏技として自分のような Android 3台持ち みたいな人間だとマンガをキープできるので バクマン1巻3巻4巻連続読みみたいなことができる。
(2巻がないのが回し読み文化を再現できしている気がしたので2巻はあえて飛ばしてみた。さがしても見つからないし)
でも少しやってたら分かるけど自分のようなキープ出来る人間以外はなかなかお目当ての漫画にたどり着かないし、 このアプリを入れるような人間はむしろ情報強者側だろうからたまたま縁があったものを楽しもうというタイプじゃない気がする。
昨日今日やってみた感想だからまだわからないけれど、これって初めの方だけばらまいている宣伝アプリで全巻揃ってるわけじゃないんじゃないか? てゆうか時々無料で読ませてるレベルまでしか落ちてないんじゃない?苦労してるのに!などと思われたら終わりな気がする。
回し読みを復活させようとか、たまたまのチャンスを広げようって発想自体は良いと思うので もう少しいろんな巻がばらまかれてたりもう少し冊数キープできたりした方がいいかもしれない。
今のところ実は大盤振る舞いしてないのに大盤振る舞いのように見せかけてバズりたい欲みたいな方が先に立っちゃっててそこはうーんな感じ。
でもバクマンのカラー版初めて見たけどカラー だと印象変わるし、たまたまバクマンばっかり拾わなかったらなかなかバクマンを読み返すこともなかったのでたまたまを味わえて良かったと思う。
なんかヤンジャンの選んだこともない奴も拾って面白かったし( ただしさっさと交換したのでタイトルを覚えてない。 こういうのも教室内の回し読みっぽいから面白い。きっと次に落ちてるの見た時にはまた思い出すだろうし)
配布状況っていうタブがあったので見てみたけど結局やっぱり無料になってる1巻から3巻ぐらいまでしか落ちてないみたいだった。
手間暇かけさせて無料レベルかよって気づかれたらあんま良くない気がするからもう少し努力してほしい。
何でこれが少しバズったかって言うと、まわし読みって手間暇かければ何か素晴らしいものが待ってるんじゃないかって期待からだっていうのはジャンプ編集部(じゃなくてネット部門とかだろうけど)にはわかってほしい