プログラミングの本って超不親切

いろんなもののざっくりわかる本っていっぱいある。

大抵それを読めば分かった気にはなれるのにプログラミングの本っていうのは大量にある割にイメージがつかめるように書かれてる本がめちゃめちゃ少ない。

ほとんどが既にイメージがある人用で、しかもどうでもいいような、それぐらいすぐわかるよ!みたいなことに大量に紙面を割いている。

(いい加減ハローワールドから始めるのは本当にやめてほしい)

 

で、どうも書いてる人たちが重視してるらしいのはコピペして動くっていうことよみたいなことなんだけど、こっちからするとそれ自体は本当にどうでもよくて、そう動くように作ってるんだからそりゃ動くだろうよという感想しかない。( もしかしてこういう本を書いてる人達は初心者がコピペしたら動くということさえ知らないと思い込んでるんじゃないだろうか。時々コピペしてハローワールドって出たら感動しますよね!とか書いてあるのもあって、何言ってんの?と驚く。 いや初めの一回目ならもしかしたら感動するかもしれないけど私は始めの一回目でも全く驚きも感動もしなかったし、そういう人も多いんじゃないかな)

初心者向けの本ってどれを選んでも半分以上ハローワールドとか条件分岐とかループとかのことを書いてあって知りたいのはそれじゃないんだけどなぁっていうのが多い。

なんなのあれ手抜きなの?

プログラミング始めようって人は大体条件分岐するんだろうなあとかループするんだろうなあぐらいは想像できてる気がするんだけどどうなんだろう。

 

最近それでも少しはちょっと毛色の変わたのが出てきて、前よりイメージがつかめるようになった。

 

私が知りたいのはコピペの文字列と実際の成果物の間にある発想それ自体だったっぽい。

そう思うとアルゴリズムっていうところに落ち着くんだけどアルゴリズムの本を読んだとしても、またどの本も同じことの繰り返しだ。

なんなの手抜きなの?

 

多分そうじゃなくって本当に作ってる人はここが分かってほしいと思ってるんだと思う。そして多分私にはそれの重要性の意味自体がわからないのだ。

これが英文法の本であればひたすらどれも英文法大事だよーとか文型とかを言ってる中、たまにめちゃめちゃ変な予備校講師のふと腑に落ちる本があったりする本があったりする。

大量の長文に全文型がふりがなしてるやつとかで自力でわかったりもする。(ふりがなプログラミングはありがたいけどもっと長文読解的にガンガン長文にふりがな振ったやつとか出てほしい)

 

言いたいのはなんか解説が硬直化してて、そのパターンが理解できない人には全く理解できないってことだ。

もっとバリエーションないのかよ!と思う。

それでもバリエーション出てきたしユーチューブとかの実践とかでイメージつかめるようにもなってきたから前よりはよっぽどマシ。

 

で、子供用ならわかるかな?と思ってこっちも手を出してみたけどやっぱり状況は同じ。

なんか作り方書いてあってコピペと改造しろぐらい。

だから全然そんなのじゃないの作りたい時はどうしたらいいの?

これ、子供にプログラミング教える時に同じ状況になるんじゃないの?

プログラミング教育それでいいの?

もちろん今までどおり、その説明で作れるタイプの子供はガンガン作れるんだろう。

で、プログラミング教室通ってる子供と話す機会があったので聞いてみたけどやっぱり自由に発想できるところには至ってないようだった。(動かせる!ぐらいだったので、すごいねと褒めといた)

これは自分が数学に行き詰まったときと同じ症状なので理系の人には何言ってるのか伝わらないと思う。

なんでそれにその発想を使うのかを言葉で腑に落ちるように教えてほしいってことかもしれない。(ここが端折られてるように感じる)